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エキサイティング面談録その①

エキサイティング面談録

今日は仕事でたまたま躁鬱の方とお話し、昔躁鬱の相談者と面談をしたことを思い出しました。

 

躁鬱とは境界性人格障害とも言われ、その名前の通り

エネルギーが高ぶった状態の「躁」状態

エネルギーが低下している状態の「鬱」状態

この2つの気分が波のように繰り返す精神的疾患です。

 

私が面談した方はちょうど躁が強い時期だったようで

面談中になにげない会話にスイッチが入ったのか、それまで温和な顔をしていたのが

まさに「目が座った」状態(本当にわかるものなんだなとその時は自分でも驚きました)になり

相談者「おい、お前ちょっと外出ようや。喧嘩売ってるんだろ。」

といきなり興奮状態で椅子から立ち上がり机を叩き始めました。

 

まだ、ワーカー歴も浅かった自分でしたが、馬鹿にするような意図はなかったこと

敵対しようという思いもなく、あなたに協力したいということ等を説明し

なんとか席に座ってもらいました。その後はしばらく落ち着かれ、面談が終わるころには

相談者「あなたの対応は良かった。覚えておく。」

と、機嫌よく帰られたのを強く覚えています。

 

面談の際はどのような疾患を持っておられて、どういった気性の方なのかをよく聞き、観察することで

効果的な面談を進めることが可能です。相手が興奮された時こそ落ち着いて対応をしましょう。

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