先日、Twitter上で生活保護者の喫煙率の高さのツイートが流れてきました。
JTの調査によると2018年の日本人の喫煙者率は17.9%とのことです。
ちなみに2017年は17.7%だそうです。
大体この割合で行くと成人の5人に1人くらいは喫煙者ということになりますが
生活保護の現場ではもう少し喫煙率が高かったように思います。
実際、私の担当していた約100ケース中、喫煙ケースは35ケース程度でした。
生活保護を受けていてもタバコを吸っていい?
結論から言うと
生活保護者のタバコについては全く問題がありません。
月々の生活保護費をやりくりしてタバコを買って生活がきちんとできているならば
金銭の管理ができているとみなし、指導等することはありません。
指導するケースとしては
・食費までをタバコに使用し、日々の生活ができなくなるほどタバコを買ってしまう場合
・医師から喫煙について控える、もしくは禁止するように助言されている場合
などが主にあげられます。
特にタバコについては呼吸器疾患になる確率が高く、結局その医療費については
生活保護費(医療扶助費)から支払われるので保護費抑制のためにも
タバコについては健康不健康に関わらず、できる限り控えるように言っていましたね。
経験からの個人的見解ですがギャンブル、たばこ、酒で生活を崩す人の割合としては
ギャンブル(パチンコ)>>>酒>>>たばこ
が多かったように感じます。
お酒、たばこについては専門の施設での入院治療などがあり、まだ対応しやすいのに比べて
パチンコについては対応がしにくいことも拍車をかけていると思います。
そういえば生活保護者のパチンコについて制限をかけた自治体の条例がありましたね。
それについても今度書こうかなと思います。
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