「生活保護を受けている人が医院に来るんですが私よりいい服、身なりで来られてて、なんともいえない気持ちになります。」
ちょうど先日、病院の受付をしている知り合いから言われました。
※生活保護者が病院を受診する際は「医療券」という書類を病院に提出しなければいけないため
病院のスタッフは生活保護の受給有無が必然的にわかってしまいます。
当然、誰が受けているかなどは業務上知りえた個人情報になるため、外部への漏えいは厳禁です。
生活保護者は高級な服飾品を所持してはいけないの?
生活保護はある程度の資産を保有していると受けることはできません。
資産が現金化できるものであれば、それを売却して当面の生活に充てなければいけないためです。
そのため、厳密に言うと売却益が大きそうなものについては売って生活に充てなければいけません。
ですが、正直なところよほど高級なブランドバッグ等を相当個数持っていたりとかでもしない限りは
ケースワーカーもそこまでとやかく言うものではありません。
少なくとも、私の福祉事務所では服、装飾品について数点のブランド品所持なら認めておりました。
それが多くあるようならば売却指導をしますが、実際にそういったケースはあまりありませんでした。
生活保護を受給しているからと言って、みすぼらしい服を着なければいけないなんてことは当然ありません。
むしろ少ない生活保護費をうまくやりくりして、使いたいことにお金を使うのは
自立した生活を目指す上では日常の生活において必要不可欠な要素になります。
何度も書いていることですが
「特定の物などに生活保護費を使いすぎて、自身生活が立ちいかなくなること」
が生活保護を受けている上で一番あってはならない事の一つです。
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