収入があったにも関わらず約1600万円の生活保護費を不正に受給していたとして、当時伊東市に住んでいた夫婦が詐欺の疑いで書類送検されました。
詐欺の疑いで書類送検されたのは、横浜市港北区在住の76歳の無職の女性とすでに死亡している当時74歳の男性の夫婦2人です。警察によりますと2人は共謀し、2015年6月から約2年間にわたり収入があることを隠し、当時住んでいた伊東市から生活保護費約1600万円を不正に受給していた疑いがもたれています。伊東市によりますと不正に受給していた生活保護費の内訳は、生活費などが230万円ほど、医療費が1300万円余り。その他にも介護費や入院食事代などが含まれていました。
詐欺の疑いで書類送検されたのは、横浜市港北区在住の76歳の無職の女性とすでに死亡している当時74歳の男性の夫婦2人です。警察によりますと2人は共謀し、2015年6月から約2年間にわたり収入があることを隠し、当時住んでいた伊東市から生活保護費約1600万円を不正に受給していた疑いがもたれています。伊東市によりますと不正に受給していた生活保護費の内訳は、生活費などが230万円ほど、医療費が1300万円余り。その他にも介護費や入院食事代などが含まれていました。
Yahooニュース 生活保護費1600万円を不正受給か 伊東市福祉事務所が告発 より一部抜粋
(全文は記事リンクより)
大きな額の不正受給だけあって様々なメディアで報道されていました。
2年間で1600万円と聞くとそんなに生活保護費ってもらえるの?
と思うかもしれませんが、記事にもあるように1300万円は医療費によるものです。
生活保護を受給すると無保険になるので、医療費については全額自己負担扱いになります。
そして、その全額について生活保護費から支給されます。
そのため、医療費については生活保護費の大半の部分を占めています。
しかし、それでも2年間で1300万円は多いと感じますね。
高齢であるため手術や特殊な治療を受けていたのでしょう。
生活保護を受けずに保険を適用し、その収入から支払いをしていれば
ここまでの返還は求められなかったので完全に自業自得です。
口座隠しはかなり悪質な不正受給とみなされます。
もしこれが
「申請時に本当にその口座を知らず、福祉事務所が調べるまでお金をおろした形跡もなく
本人も知る所がなかった口座」
であった場合は別ですが、今回の場合はそれとはまったく違う話です。
想像でしかありませんが、生活保護移管を行った後に発覚しているようなので
「伊東市が通常調査範囲に入れていなかった銀行が港北区は調べる対象に入っていたため
伊東市が既に調査済みではあるが、保護のルールに則り、移管後も粛々と調査しようと
港北区が調べたところ発覚した。」
といったところではないでしょうか。
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