被保護者調査:調査の結果
上記の厚労省ページよりこれまでの被保護者人員等について確認が可能です。
グラフから見てわかる通り保護人員については微減で近年は動いています。
年々着実に減少しているように見えますが、グラフ縦軸の数字が細かいので
実際はそこまで大きく減っていませんが、減少しているのは事実ですね。
4月に入り、私のいた福祉事務所に最近の動向について聞きにいったのですが
申請者数は3割減少し、相談者数も同じくらい減っているためこの1年は例年と比べて
余裕をもって仕事ができたとのことでした。
3割はちょっと減りすぎで水際しているんじゃないかと不安になりましたが
ケースワーカーの負担が減っているようで嬉しくおもいました。
生活保護の相談、申請の数については景気によって大きく左右されます。
リーマンショックの際は前年度のちょうど2倍の相談、申請があったため
当時のケースワーカー達は月の残業時間がみんな100時間超え
土日フル出勤でも業務が回らない状態にまでなりました。
それを見た人事も流石にこれはまずいとケースワーカーの人員増をしてくれたほどです。
コロナの影響で相談が増えているのかとおもいきや、現時点では全く影響がないとのことでした。
しかし、この先企業の倒産が相次いでいくことになれば相談、申請が増加することは明らかです。
ケースワーカーの数も有限ですので、相談者が増えると窓口もパンクしてしまいます。
もし、生活に不安が出てきたようでしたら早めの相談をお願いいたします。
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