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行政文書流出 HDD転売で ー神奈川県

区、市役所の話

個人情報などが含まれた神奈川県庁の行政文書のデータが入るハードディスクが18本、ネットオークションに流出していたことがわかった。

神奈川県によると、11月26日、県の個人情報や重要情報などが含まれた行政文書のデータが入るハードディスクの一部が、ネットオークションで落札されていることがわかったという。

県は2019年2月末までの5年間、「富士通リース」とサーバーのリース契約をしていて、3月に、県が内部のデータを消去してからサーバーを返却し、富士通リースには、完全に復元不可能な方法で廃棄するよう契約していた。

しかし、富士通リースから実際の消去・廃棄作業を請け負った「ブロードリンク」の社員が、県の行政文書のデータが入ったハードディスク18本をネットオークションサイトに流失させ、この一部が落札されていた。

県は、ハードディスク9本を回収していて、流出の詳細を調べている。

 

神奈川県の行政文書流出 HDD転売で データ撤去・廃棄のはずが FNN PRIME より

 

 

令和初の大規模な行政文書流出がありました。

流出されたであろう情報量だけでいくと過去に例を見ない規模かと思われます。

HDDすべてにみっちりデータが入っていたと仮定した場合の話ですが。)

 

私の役所では機密文書に属する書類(紙媒体)は職員2人以上にて鍵付きのコンテナに収納し

後日溶解処理をするようにしていました。

市民向けに配布しているような類の書類については古紙回収ボックスに廃棄をします。

 

このニュースにあるような電子媒体については情報管理課に処分するPCを持ち込み

情報管理課から市内の事務機器販売業者に廃棄をお願いしていました。

そのため、今回の流出については神奈川県側の落ち度はほぼないと認識しています。

悪いのは消去して廃棄をしますとうたいながらオークションに流出させた業者です。

 

今やTwitterなどで誰でも広範囲にスピーディに情報が発信できる時代のため

情報が流出した際の拡散速度は一度火が付くと止められません。

そのため、機密文書の類の情報管理には特にどこの自治体も敏感になっています。

 

今回の流出事件を受けて、各自治体の情報管理部署については週明けにでも

廃棄体制の確認・見直しが長から命じられるのではないでしょうか。

 

 

 

やはり各課に廃棄用ハンマーを設置し物理的にぶち壊すのが一番ですね笑。

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