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鳥取市が生活保護窓口に防犯カメラを設置。撤去を求める声広がる。

生活保護の相談
生活保護の受給者らが訪れる鳥取市役所南庁舎の相談スペースに設置されている防犯カメラを巡り、職員の安全確保を理由に理解を求める同市に対し、生活保護受給者らを支援する市民団体から「人権を侵害している」として撤去を求める声が上がっている。

 

 
 

実際に生活保護窓口の職員が死傷する事件もあるため防犯カメラの設置については必要だと私は考えます。

 
 

「人権を侵害している」という意見もありますが実際に死亡、刺傷事件が頻発している状況で人権侵害だ、撤去しろ などと言われてもそれで事件が収まるわけではありません。

 
 

そもそも今の時代、スーパーやドラッグストアなどには必ずといっていいほど防犯カメラが死角のないようにしっかりと設置されています。カメラの性能も昔と比べ格段に向上し、遠くの人物でも鮮明に確認することができるほどです。

 
 

そんな中で市役所の窓口に設置して人権侵害だ!と言うならば、全ての防犯カメラにも同じように言ってもらいたいものです。

 
 

そして、防犯カメラの設置については役所職員の安全確保以外にも、窓口に来られている市民の方の安全確保にも繋がります
窓口でのトラブルといえば 市民VS職員 というイメージも多いと思いますが、中には市民同士で争いをするケースも稀にあります。
そういった際に防犯カメラがあれば抑止力にもなりますし、円滑なトラブル処理にも繋がります。

 
 

現に生活保護の面談室は緊急時用に
・出口が2か所ついている。
・ボタンを押すと防犯装置が作動する。
・護身用のグッズ(催涙スプレー、ネットランチャー)がおいてある。
などと色々な暴漢対策が既に導入されているところがほとんどです。

 
 

そして、こういった対策が導入されるようになったのは、職員に危害が加えられる事件が発端であるのは言うまでもないことです。

 
 

今現在、生活保護の最前線で働かれているケースワーカーさんは業務に忙殺され、毎日が本当に大変です。
その中で防犯カメラの設置をしただけで 撤去してほしい と言われてしまうと
私たちケースワーカーは自分の身を守ることも許されないのか…」とただでさえ疲弊している中、余計に気持ちが落ち込んでしまいます。

 
 

生活保護受給者の生活を守るという大事な業務。
まずは自分の生活を守らないと良いケースワークには繋がりません。
安心して働ける職場環境をどの役所にも考えてもらえればと思います。

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